間違った磨き方で磨いていませんか?

よく磨きすぎじゃないでしょうか?と聞かれる事がありますが、 なにもつけないで正しい磨き方をすれば普通は何時間磨いても問題はありませんが、(ちょっと言い過ぎ・・・。) 間違った磨き方をすると歯や歯茎を傷つけてしまいます。

例えば力を入れすぎた時や、歯ブラシを大きく動かして磨いた時、歯茎がヒリヒリとした事ありませんか?
健康な歯茎でも必要以上に刺激を与えていると歯茎が短縮してお水がしみるようになってしまったり、
歯が長くみえるようになります。特に犬歯やその奥の小臼歯にその傾向が強く現れます。

この写真は、(絵をクリックすると写真になります。戻るときは、ブラウザのバックボタンで戻ってきてね!) 強く磨いたため歯茎に傷ができています。
こういう時は無理しないで2、3日歯ブラシを当てないようにして傷が治るのをまって下さい。
(綿棒で歯垢を取るようにするといいんですが・・・面倒ですか?)
ただこういう状態を繰り返していくと確実に歯茎が短縮していきますので気をつけるようにして下さいね。
(歯間ブラシを無理に入れるのも同様な事がおこります。 色んな太さがあるので加減して使ってください。)
因みに爪楊枝で傷をつくる方もいます・・・。


その他硬い歯ブラシや、粒子の荒い練り歯磨き粉(すごく嫌なんです・・・この言い方!ブラッシングペーストとか格好良く呼びたいです。)
を使用していると露出した象牙質を削る要因を助長する可能性があります。
その際、ひどくなると歯ブラシを当てたとき神経にさわるような痛みが出る時もありますが、 ブラッシングが出来る程度でしたら、機械的刺激により歯の内部に象牙質が添加される事を期待して、詰めたりせずに様子を見る場合が多いよう です。


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